No.001 出発の日

第一話です。

くじら島で、大人が5人がかりでも釣り上げられなかった沼の主を、ゴンが釣り上げる。

そして約束通りハンター試験応募を認めるようミトにせまり、認めてもらう。

ミトはゴンに父親がハンターだったことは言っていないのに、ゴンがハンターを目指ことを不思議に思う。

そこから話は3年前に遡る。

子連れキツネグマに襲われるゴン。キツネグマの親を「処分」しゴンを助けるハンターのカイト。

怒るカイト。「馬鹿野郎!!こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか!!お前の親父はそんなことも教えてくれなかったのか!!」。

「親父はいない…オフクロも…。オレが生まれてすぐ事故にあって死んだって…オレ…おばさんの世話になってるんだ」とゴン。

キツネグマの子供を処分しようとするカイト。人間を襲う可能性が高いから。それを抱きかかえるゴン。キツネグマに体中をひっかかれながら守ろうとするゴンの目を見てカイトはハッとする。

「まさか…もしかして…お前の親父の名はジンっていうんじゃないか!?」

ジンはカイトの師匠だった。ジンのことをいろいろとゴンに教える。そしてジンのダブルのカードを落としていく。。

で、3年前から戻る。

コン(キツネグマの子供。大きくなっている)にハンターになるから、もう会えないと説明をして別れる。

その夜。ミトがゴンに言う。

「知ってたのね…ジンの仕事。あいつ…まだ赤ん坊だったあんたを捨てたのよ。それでも…」

「子供を捨ててでも続けたいと思う仕事なんだね。ハンターってそれだけすごい仕事なんだね」

怒るミト。

翌週、島民に見送られ出発しようとするゴン。離れて見送っているミト。ミトに駆け寄るゴン。

「ごめんないさい…私、ゴンにウソついちゃった。ジンが…ゴンを捨てたんじゃないの。私が裁判であなたの養育権をジンから奪い取ったの…」

嘘だって気付いてたことを教えるゴン。

船に乗り出発するゴン。「絶対に立派なハンターになって戻ってくるからーー!」

その船にも十数人のハンター志望者が乗っている。険悪なムードの船内。。。

 

と、いう感じでした(^^)